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建設機械施工技士検定テキストもくじ
低騒音型・低振動型建設機械
建設工事に伴う騒音振動対策技術指針
低騒音型・低振動型建設機械
オペレータ保護装置
岩石等の落下物や機械の転倒時にオペレータを保護するものである。
各装置の概要
保護装置には、次のようなものがある。
1)ヘッドガード
岩石の落下等により労働者に危険が生じるおそれのある場所で使用する。車両系建設機械には堅固なヘッドガードが必要。
ヘッドガードには支柱式とヘッドガードとヘッドガードキャップがある。
2)FOPS(落下物保護構造)
FOPS(Falling-object protective structures)は、建設機械運転員の頭上への落下に対して、適切に運転員を保護するものである。JIS A 8920にはレベルⅠとⅡの性能基準がある。
FOPSが適用される土工機械 |
---|
①ローダ(クローラ式およびホイール式) |
②トラクタ( 〃 ) |
③グレーダ |
④モータスクレーパ |
3)OPG(運転員保護ガード)
OPGは、ショベルのオペレータを保護する装置である。
4)ROPS(転倒時保護構造)
ROPSは、機械が転倒横転した場合でも、シートベルトで支えられたオペレーターが押しつぶされるのを保護する。
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標準操作方式
標準操作方式建設機械
バックホウ、移動式クレーンおよびブルドーザの操作方式は、次に示す規格がある。
標準操作方式の規格
機種 | 適合規格 |
---|---|
バックホウ | 日本工業規格 JIS A 8919-2000 |
移動式クレーン | 日本クレーン協会規格 JCAS 2202-1990 |
ブルドーザ | 日本工業規格 JIS A 8919-2000 |
標準操作方式
機種 | 操縦装置 | 機能 |
---|---|---|
バックホウ | 右作業レバー | 前方へ押すとブームを下げる |
後方へ押すとブームを上げる | ||
右に倒すとバケットダンプする | ||
左に倒すとバケット掘削する | ||
左作業レバー | 前方へ押すとアームを押し出す | |
後方へ押すとアームを引き戻す | ||
右に倒すと右旋回する | ||
左に倒すと左旋回する |
排出ガス対策型建設機械
対象種類
対象は、バックホウ、トラクタショベルなど13種類ある
道路運送車両法の排出ガス規制を受けるものは、適用から除外されている。
国交省発注工事では排ガス対策機械が義務付けられている
バックホウ トンネル工事用建設機械 Dエンジン出力30~260
一般建設機械 Dエンジン出力7.5~260
基準値
ディーゼル特殊自動車の排出ガス規制
建設施工における地球温暖化対策
工法の選定
資材の選定
建設機械の選定
1)建設機械の大型化
一般に建設機械を( )化することにより作業効率が向上し、( )消費量が減るため、建設機械の選定にあたっては設計条件、現場条件を考慮のうえ機械の大型化に努める。
2)建設機械の機種の適正化
建設機械の機種の選定にあたっては、作業効率を向上させ燃料消費量を減ずるために、設計条件や現場条件を考慮のうえ作業内容に見合った機種な機種を用いる。
3)燃料消費率の良好な建設機械
建設機械の選定にあたっては、選択が可能な範囲でより良好な燃料消費率(作業量当りの燃料消費率)の機械を選定する。選定に際しては作業内容を踏まえて実作業に近い条件の燃料消費率によって比較する必要がある。
4)省エネルギー機構付き建設機械
新しい形式のバックホウは、アイドリング制御などの省エネルギー機構が標準装備されてきている。可能な場合は省エネルギーモードなどの機能を有する機械を選定する。
建設機械に装備された省エネルギー機構としては、次の機構がある。
①アイドリング制御機構
レバーなどの操作を一定時間行わない場合に自動的にエンジン回転速度を下げ、操作時には元のボタンでエンジン回転に復帰する機構、または手元ボタンでエンジン回転を瞬時に低回転と通常回転に切替える機構。
②省エネルギーモード機構
省エネモードを選択することにより、エンジンの設定速度を下げるなどの方法によって省エネルギー運転をする機構
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